【イタリア紀行2006】 33. Certosa di Pavia(パヴィア僧院) |
事前調査では、"タクシーで15分"とか、"バスで30分"とか。で、我々の到着は?
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市内から僧院"周辺"に向かうのは簡単でした。北の方だってことは調べたあったので。
後は看板頼り。(←14時には返却ですから、今更地図を買うのもねぇ~)
で、いつものごとく近くまでは看板出てるのに、途中からわけのわからん表示になるし。
行っては戻り。人に聞き。koma夫の感で曲がったら、なんと近くに来てました。
結局、到着は11時。時間はない!!早速中へ。
で、修復中(泣)
14世紀末、ヴィスコンティ家の霊廟のために着工されたパヴィアの僧院の完成は18世紀。
ロンバルディア・ルネサンス様式の壮麗なファサードの美しさは特に有名で、多彩色の大理石、精巧な彫刻、そしてレリーフで飾られているそうですが…ネット張り(泣)
特に今日の目玉をこの場所に設定していたkoma夫はガッカリ。
では、気を取り直して中へ。
装飾は床面まで。でもやっぱり、内陣の床面のが高級そう(白黒の方)。
内陣は椅子の背までも寄木細工で(多分)聖人の顔が描かれていたり。
もう『ほぉ~』って感じですわ。そして、冒頭の写真の場所、回廊の付いた中庭へ。
美しい中庭と、彼の凛とした雰囲気に妙な満足感でいっぱいになって…回廊一周するを忘れたのがちょっと残念。回廊の反対側から見上げる修道院も美しいんだそうです。
また、内部をゆっくり見ればもう一つの大回廊や美しい装飾を堪能できるそうですよ。
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さて、この美しい僧院に滞在することたった15分。ほんとはもっとゆっくりしたかったんですが、我々に残された時間はわずか。
車の返却まであと2時間40分ほど。
ここから空港まで1時間半?
ホントなら余裕の時間。
でも…出発前から私が妙に気になった町、というか惹かれた広場ございまして。
情報は少なかったんですが、今行かないと一生見れないと思ってたんですよ。
生きて帰れるか、ギリギリの時間しか残されていないのはわかっていたんですが。車を空港ではなく、Vigevanoに向けてしまいました。
あ、もちろん車内の空気はちょっと(?)険悪に。だって、どう考えても無謀なんだも~ん(笑)