京都の山の上のお寺に、狛犬ならぬ、狛トラがいるという。
こりゃー年賀状にいいやと、初詣をかねて行ってきました。
猫背の可愛い狛トラ、ちょっと息子には不評だったようです。激しく、嫌そう(笑)
それに京都市内とはいえ、雪も降り、足元も悪く。とても『家族そろってお写真撮りましょ』って雰囲気ではなかったので、早々に退散したのでした。詳細は後ほど、更新します。
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と言うわけで、ここから追記です。
義父に友人から毎年届けられる年賀状、テーマは決まっていて【京都の干支めぐり】。元旦の朝、『ほんと面白いですねー』と定番のコメントをしつつ(笑)眺めていたら、なぜか″行きたい欲″がフツフツと。なぜかkoma夫も乗り気になったので、善は急げと早めの昼食を取って出発することにしました。
まずは出町柳へ。tomoは寺に初詣よりも、電車に乗れることが嬉しい!というわけで、車は出町柳の駐車場へ。学生時代はなじみの深かった駅ですが、なかなか利用する機会のない京阪電車叡山電鉄(えいでん)に乗って、鞍馬まで!
2両編成のワンマン電車に乗り込み、30分の電車の旅。始発なので席は空いていたのですが、結局終点までtomoは一番前の運転手さん横の席キープ。ずっと抱っこだったので、すでにkoma夫さん疲れ気味。
で、電車を降りたらね。雪降ってるし!さむっ!
上もやっぱり雪なのです。なんでわざわざこんな寒いとこに初詣に来たんだろう?初詣スポットは数え切れないほどある京都なのにねぇ。と、ちょっと後悔しかける私ですが、今更後戻りはできないぞ。買いたいものもあるしね。でもお寺は山の上。しんどいなぁー。足元も悪いようなので、ケーブルカーで移動します。
ケーブルカーは2分。jこの写真、見下ろした写真なのだけど…なぜか登りに見えません?で、下で雪が降っていたくらいですから、
上ももちろん積もってます。ってか、降ってます。
でもちびっこは元気。ちょっと気を許すと、走って行っちゃうのです。『手をつながないと、ママが全部食べちゃうよー』と何度かエサで釣って。
でも最後の階段はパパさんの抱っこで。なんとか本殿まで到着したのでした。
で、やっと会えたトラの狛犬。阿吽の2対、想像以上に猫背でかわいかったです。そうそう、鞍馬寺って初めて来たのですが、
本殿の前にこんな三角の石が。みなさんここに立って、一礼してから本堂に入っていました。
今調べてみたら、鞍馬山って結構なパワースポットなのですね。きちんと調べてから、お参りすればよかったな。近くの貴船にはよく行くのですが、鞍馬は初めてだったので、準備不足でした。
さてさて、寒いし。お参りが終わったら、さっさと撤収!下りもケーブルカーでと思ったのですが、乗り場まで10分ほどかかるうえ、登ってきた時点で結構な人が並んでいまして。【ゆっくり歩いて20分です。】という表示を信じて、下ることにしました。
幸いなことに、tomoがご機嫌で。靴が濡れるのも気にせず、軽快なステップで坂道&階段を下りていきます。たまにすれ違うお姉さんに『あんな小さいのに頑張ってるよ。』『かわいー』と言われたのがよかったのかも。
そうそう、鞍馬山と言えば天狗さんと言うわけで。
途中の鞍馬の火祭りで有名な由岐神社で休憩。どちらかと言えば、【鞍馬天狗】のが有名かしら?
キーホルダー付きのおみくじも、こんなんでした。ちなみに末吉。でもなかなか良いこと書いてありましたよ。
さぁ、もうひと踏ん張り。遅れがち私を置いて、tomoとkoma夫は最後にダッシュ。ほんと、元気だよねぇ。
落ち着いてみたら、入り口の門のとこにも狛トラがいたりして。寒すぎて、気づきませんでした。そう、ほんと寒くて、このままじゃー電車に乗れないじゃん。と言うわけで、
『くらま山』&『寿』の焼印入りの焼き芋と、
美味しいみたらし団子を食べて帰ったのでした。もちろん、tomoは最後のお楽しみ、
叡電に乗って。子のお正月の一番の思い出は、『パパとママと一緒に電車に乗ったこと』だそうです。tomoが生まれる前までは大みそかから伊勢神宮に行くのが定番でしたが、ここ3年は元旦の初詣はご無沙汰でした。tomoもいろいろ楽しめるようになってきたし、こんなお出かけもありだね~なんて話ながら帰ったのでした。
そうそう。そもそも私がここに行きたくなったのはこれ(↓)。
ほんとは土鈴が欲しかった(あうんがくっついていて、可愛かったのです。)のですが、1月はありませんとのことだったのでこちらで。『あうんの虎』です。ゆるーい感じがたまらん可愛い、玄関の守り神になっていただいています。
それにしても。なれない道を下ったせいか、翌日私はふくらはぎが筋肉痛。tomoを抱っこしたり、手をつないだり。頑張ってくれたkoma夫は″翌々日に″筋肉痛になったのでした。もう若くないのねぇ…と実感した、2010年なのでした。